ふ化場の運営に携わる方であれば、ワムシが仔魚飼育の基盤であることをご存じでしょう。その密度・栄養価・培養の安定性は、ふ化場のサイクル全体に大きく影響します。それでもなお、安定して高いワムシ生産量を確保することは世界共通の課題です。
先進的なふ化場での近年の試験では、注目すべき結果が得られました。従来の飼料を生クロレラ(SV12)に置き換えるだけで、ワムシの生産量が従来手法比で最大8倍に増加したのです。これは理論ではなく、現場での実績です。
適切な栄養がないとワムシ培養が難しい理由 ワムシは急速に増殖しますが、それは餌が栄養豊富で安定し、消化しやすい場合に限られます。従来の飼料は、高密度の個体群を維持するために必要な栄養バランスを欠いていることが少なくありません。飼料の品質が低いと、次のような結果を招きます:
- 個体群増殖の不安定化
- 仔魚に渡る栄養価の低下
- 水質悪化と培養の不安定化
まさにこの点で生クロレラが違いを生みます。
生クロレラ SV12:ふ化場の成果のために設計 乾燥粉末や汎用の藻類代替品とは異なり、生クロレラ SV12は養殖向けに最適化された、生きた高栄養の懸濁液です。長年の研究開発を経て欧州およびアジア各地のふ化場で運用されているSV12は、次を提供します:
- ワムシが即座に摂取できる高い細胞生存率
- ふ化場のニーズに合わせた豊富な脂肪酸およびタンパク質組成
- 汚染リスクを抑える清浄で安定した培養環境
ふ化場が従来の飼料をSV12へ切り替えたところ、ワムシの個体群は安定しただけでなく、指数関数的に増加しました。
現場の試験データ:8倍の生産性向上 管理されたふ化場試験において、生クロレラ SV12を給餌したワムシは次の結果を示しました:
- 標準的な給餌体系と比較して最大8倍のワムシ密度
- より均一な成長および繁殖サイクル
- 魚類仔魚への栄養移行の向上に伴う生残率の上昇
SV12が効果を発揮する理由 クロレラSV12はワムシが実際に摂取する基礎栄養を供給し、健全な状態を保ちながら急速に増殖できるようにします。従来の飼料と比べ、より高い細胞生存率、より豊かな脂肪酸およびタンパク質組成、より清浄な培養環境をもたらします。
これは生餌の連鎖においてアルテミア耐久卵より明確に前段階にあたります。アルテミア耐久卵は孵化させたうえで、仔魚がワムシの段階を過ぎた後に魚類やエビの仔幼生へ直接給餌します。両者はふ化場の給餌計画において互いを補完する段階であり、ワムシ用に混合して用いる飼料ではありません。
持続可能性と効率性 SV12は生産量の向上にとどまらず、ふ化場のコスト削減と無駄の低減にも寄与します。生残率が高まれば飼料の無駄が減り、失敗した培養をやり直すためのエネルギーも節約できます。SV12を導入したふ化場からは次の報告が寄せられています:
- 換水量の削減
- 汚染リスクの低下
- より予測しやすい生産サイクル
まとめ ワムシ培養はふ化場の生命線です。生クロレラ SV12へ切り替えることで、ふ化場は画期的な成果を得られます。ワムシ生産量の最大8倍の向上、より健全な仔魚、そしてより持続可能な生産です。
VARS Aquacultureは、実データと現場経験に裏付けられた総合的なふ化場栄養戦略の一環としてSV12を供給しています。
SV12が貴社ふ化場のワムシ生産をどのように変えられるか、ぜひ当社までお問い合わせください。


